BUSINESS FIELD軽鉄・ボード工事

福田博文さん写真
福田 博文さん
(大阪市城東区)
福田建装

誠実な会社

私は岩谷テクノから軽天ボード工事を請け負っています。
岩谷テクノの神戸支店があったときにはじめて現場に入ったので、かれこれ35年以上になります。たくさんの現場を担当しました。多い時では職長として何十人もの職人を束ねたこともあります。ただ、私は岩谷テクノ専属というわけではありません。時には他の会社から請け負うこともあります。そんな私の目から見て、岩谷テクノは実に誠実な会社だと思います。親会社が一部上場の大企業だということがあるのかもしれませんが、社員がみんな親切で穏やかです。面倒が起こっても嫌な顔をせず、荒い言葉も出さず、いつの間にか上手に収めてしまいます。そのため現場監督さんからの信頼が厚く、頼りにされています。しかし、甘い顔ばかりではありません。仕事には実に厳しく、特に仕上げの美しさに対するこだわりと、現場に迷惑をかけない姿勢は徹底しています。職人の中には、自分の都合で現場を納めようとするものもいます。そんな時、岩谷テクノの社員は人変わりします。これがあの穏やかだったAさんか、と。岩谷テクノに影響され、私たちも「現場に迷惑をかけない」「お客様に満足していただく」ことを常に心がけるようになりました。

岩谷テクノの担当者から一言

福田さんはとても長い間岩谷テクノの仕事を請け負ってくれています。
現場で黙々と仕事に打ち込む昔ながらの職人肌の人で、特に役物工事等の特殊工事は福田さんの独壇場です。実直なお人柄でゼネコンさんからの信頼も厚い人です。これからも岩谷テクノを支えて下さい。

高倉太さん写真
高倉 太さん
(大阪市阿倍野区)
高倉工業

親父の背中を見て…

私は学校を出てすぐに親父の下で職人として働きはじめ、40年以上が経ちました。弟も一緒に仕事をしています。親父は以前、「なにわの名工(めいこう)」として大阪府知事から表彰を受けました。「なにわの名工」は毎年40名前後の技能者が選ばれますが、そのうち建設業はわずかな人数です。親父は軽天・ボード職として岩谷テクノさんから推薦をいただき、審査の結果受賞の栄誉を得ました。小さい頃から私たち兄弟の憧れであり、今も目標とする偉大な師匠です。親父は言います。「同じ仕事をしても、心を込めてやるのとただやるのとでは、見た目は同じでもどこか必ず違ってくるものだ。自分の作品には、どんな場合でも誠心誠意、持てる技能の限りを尽くしてやらねばならない。作り手の心は、必ず伝わるものだ。」その親父もそろそろ引退を考えているようです。
私は親父の跡を継ぎ、その背中を目標に、常に全力で仕事に取り組んでいます。岩谷テクノの内装は一味も二味も違う。そんな声を聞いた時が一番の幸せです。そしていつの日か、親子2代の「なにわの名工」として認められる日を夢見ています。

岩谷テクノの担当者から一言

高倉さんは親子2代の軽鉄下地・ボード貼の職人さんです。親父さんは職人肌の人で、決して仕事に妥協はしません。最高の仕事をすることが使命と思っているような人で、多くの難しい仕事を最高の品質で仕上げて下さいました。息子さん(と言ってももういい年ですが…)はどちらかというと理論派です。納得するまでとことん追及する姿勢は親父さん譲りですが、腕も確かです。現場監督さんから指名がかかるほどの人気(?)で、岩谷テクノの内装職人さんのリーダーの一人としてますますの活躍が期待されています。

船津典博さん写真
船津 典博さん
(兵庫県尼崎市)
船津建装

お客様からの信頼

私が岩谷テクノと付き合い始めて30年以上になります。ずっと軽鉄下地・ボード張工事ですが、元々は神戸支店の現場に従事していました。同支店が大阪本社に統合されたあとは大阪から請け負うようになりましたが、同じ会社でありながら初めて接する社員や職人さんがほとんどで、最初は不安や戸惑いがありました。しかし、親しみやすい雰囲気の中、すぐに打ち解けました。多くの人との出会いもあり、内装工事で2年以上かかる大型現場から、短期間で完了する小さいものまで、数多くの現場をこなしてきました。
その中で感じたことは、岩谷テクノの社員は品質に対して非常に厳しく、向上心があり、プロ意識が高いということです。こちらの話もよく聞いてくれますが、譲れないところは譲りません。この真摯な姿勢がお客様からの信頼につながっているのだと思います。
これからも岩谷テクノしかできない仕事をして、お客様に喜んでいただけるよう頑張ってまいります。

岩谷テクノの担当者から一言

船津さんと出会って20年近くが経ちました。親しみやすい性格の方で、大型現場の職長など数々の功績を残しています。品質や工程管理においても的確な判断ができるリーダー的存在です。これからも苦労をかけることがあると思いますが、さらなる飛躍を期待しています。

椿謙二さん写真
椿 謙二さん
(横浜市南区)
(有)椿エル・ジー・エス

完全試合をめざして

私が岩谷テクノの職人として働くようになって25年目になろうとしている。
LGS下地工事の仕事をしており、3日で終わる小さな現場から、1年間常駐の大現場まで多くの物件をこなしてきたが、新たな現場に乗り込むとき、いつも思うことがある。
「この現場は、パーフェクトで終わらそう。」と。
この“パーフェクト”の基準は、個人によって異なるものだが、自分のなかでは、工程、品質は勿論のこと、何よりも“超効率的な”ノウハウを用いて通常以上の利益を上げる事と決めている。又このパーフェクトを狙う意味とは、決してパーフェクトで終わらせなければいけないと言う意味ではない。
スポーツに例えると、プロ野球の先発ピッチャーは、全ての登板試合でパーフェクトを狙うという。そして、フォアボールを出してしまった次には、ノーヒットノーランを、ヒットを打たれた次は完封をと、当初の目標が失われても次の目標に向かって頑張る。この精神が現場でも必要では無いだろうか?
私が過去に完全試合で終わらせた現場は無いが、負け投手になったことも無いのは、その精神の賜物であると信じている。
近年は、工事の受注競争も厳しさを増し、施工会社の差別化が叫ばれる中で、岩谷テクノは、社員・施工職共にパーフェクトを目指す人間集団であり、又そうした人間達そのものが、“差別化”であると言えるであろう。

岩谷テクノの担当者から一言

椿さんは、超大型現場をはじめ、色々な現場を職長として納めて頂いております。
ゼネコンさんからも、多くの良い評価を頂いております。
今後もよろしくお願いいたします。

佐藤充宏さん写真
佐藤 充宏さん
(東京都西東京市)
(株)SATOKEN

あれから20年

岩谷テクノ東京支店で軽量・ボード工事(主にLGS下地)の仕事をはじめて20年以上が経ちます。私にとっての岩谷テクノでの初仕事は某応援現場でした。当時、私の中で岩谷テクノと言えば「ナイスタッド」というイメージでしたので、「一般内装もやるんだな」という感じで出動したのを覚えています。
しかし今では一般内装でも十分に実績を持っている会社だと、日々の業務の中で実感しています。この20年の間に、数多くの現場をこなしてきましたが、その中でも一番印象に残っているのは、私が職長を勤め、多い時で100人近くの職人をかかえていたオフィスビルです。半年以上もの間、時には夜遅くまでの残業もあり、それまでの私には経験のないような大変な現場でした。心身ともに疲労困ぱいでしたが、たくさんの職人さんの協力と担当社員の方々のご尽力で、何とかその現場を無事に納めることができました。おかげさまで現場監督からは大変高い評価をいただき、次の現場でもご指名を頂きました。この現場での経験を生かし、今後とも職人として技術向上に努め、常に高品質を目指すのはもちろんですが、岩谷テクノの発展に少しでも貢献できるよう頑張っていきたいと思います。

岩谷テクノの担当者から一言

そうですね。あれからもう20年以上経つんですね。某オフィスビルでは、夜の9時ぐらいに一緒にクリップ掛けしたことを思い出しました。現場では、常に遅くまで働いてもらっていますが、品質に対するこだわり、請け負った仕事に対しての責任感の強さが、次の現場のリピートに繋がっているのだと思います。佐藤さんのその姿勢は、従業員の方にも充分に伝わっているかの様に思います。今では、職人としてだけではない仕事の部分も求めてしまいますが、これからも事故等に気を付け、岩谷テクノの皆と頑張っていきましょう。
共栄会でも、その明るいキャラクターを存分に発揮して下さい。

佐藤豊弘さん写真
佐藤 豊弘さん
(神奈川県横浜市)
佐藤内装

『地球に優しい岩谷テクノ』を目指して

私が軽天ボード業界に携わって、早36年以上が経ちました。大阪本社で19年、東京支店で17年以上になります。初めて岩谷テクノと仕事をした時には、これ程長い付き合いになるとは正直思いませんでした。軽天ボード・ナイスタッドも時代と共に施工方法・仕上げ精度の要求が変わってきました。それに付け加え『環境』への取り組みも活発になってきました。現場で発生したゴミは様々な種類に分別され、新たな資源として再利用されるようになりました。私もその活動に積極的に取組み、ゴミの削減及び細分化を徹底し、岩谷テクノ、いや、建設現場から産業廃棄物を無くしていけるよう、『環境』への配慮を心掛けていきます。『地球に優しい職人』に、『地球に優しい岩谷テクノ』になるように、これからもこれまで以上に頑張っていきたいと思います。

岩谷テクノの担当者から一言

私が佐藤さんと仕事をしたのは、入社してはじめての一般軽量現場で、しかも大お得意先。施主も厳重な管理を要求する難しい現場でした。ナイスタッドしか経験のない私にはかなり荷の重い現場で、正直かなり不安でした。そんな不安を解消してくれたのが佐藤さんです。佐藤さんは大阪時代に同じ施主の現場を経験済み。おかげで毎週行われた社内検査での様々なチェックも何とかクリアできました。そればかりか、佐藤さんは自ら職長会の会長を買って出て、業者間の調整から元請けへの要望・是正と率先して現場を動かしました。時には感情をあらわにする場面もありましたが、それは良いモノを造ろうという気持ちの現れという事を周囲も分かっていましたので、大きいトラブルも無く現場を終える事ができました。軽量下地からボード貼りと、一から手順・要点を教わり、これからの私にとって大変大きな経験をさせて頂きました。現場所長からも「佐藤さんには大変感謝しています」という言葉を頂き、今後に繋がる現場となりました。これからも多くの経験を積んで、次に仕事をお願いする時までには「成長したな」と言われるよう努力していきたいと思います。