BUSINESS FIELDクロス・床仕上工事

井上秀行さん写真
井上 秀行さん
(大阪府東大阪市)
井上装飾

絶対に手抜きをしない

岩谷テクノはいくつかの会社が合併して今の姿になりました。私はその一番初めからずっと同社の仕事を請け負っている、一番古株の一人です。岩谷テクノがナイスタッドを開発する前からの付き合いです。
クロス・床など内装の仕上工事が専門で、45年以上になります。全国各地に派遣されたことも一度や二度ではありません。今では新しく現場に入ってきた人に仕事を教えることも増えてきました。そんな私が心がけていることが二つあります。
「定められた工期の中で、どこよりもきれいに仕上げる」
「長年使ってもらえばさらに仕事の良さがわかるよう、絶対に手抜きをしない仕事をする」です。
私達の仕事はお客様の目に見える部分です。内装の仕上如何で、お客様の建物に対する評価が決まるとも言えます。それだけにプロの仕事を見せる必要があると思っています。
一番嬉しい時は、「岩谷テクノの仕事は質が高い」という声を耳にする時です。これからも、現場監督やお客様に喜んでいただけるよう、どこよりも美しい仕上げを追求していきたいと思っております。

岩谷テクノの担当者から一言

井上さんは、クロス・床仕上工事では当社の現役最古参ではないかと思われます。
腕はピカ一で、井上さんの張ったクロスは別物だと評価されるほどです。
現場によっては、ゼネコンさんから指名を受けることも珍しくありません。
これからもお元気で、岩谷テクノを支えて下さい。

波越久史さん写真
波越 久史さん
(兵庫県尼崎市)
浪越装工

ゼネコンの現場監督出身

クロス職人の前は某ゼネコンで現場監督をしていました。10年ほど監督をやった後、ひょんなきっかけから職人をやる羽目になり、既に35年以上経ちました。今は息子も同じクロス職人をしています。
ホームセンターに行けばクロス張りのセットが売られているように、クロスの仕事は誰でもできると思われているところがあります。逆に言えば、それだけにプロに求められる基準は高いものがあります。どんなに高品質な壁を作っても、住む人の目に触れるのは、その壁に張られたクロスです。曲がったりはがれたり、糊がはみ出たりと、プロとは思えないようなクロスの現場を何度も見たことがあります。監督時代にそれで泣かされたこともありました。職人の技能の低さが原因です。クロス張りの良し悪しは、年月を経るほどにわかってまいります。腕のいい職人が張ったクロスは色が日焼けすることはあっても、ふくらんできたり裂け目ができたりは決してありません。それが岩谷テクノの内装であると自負しています。クロスは仕上がりがすべてです。今後も、より美しい仕上がりを追求していきたいと思っています。

岩谷テクノの担当者から一言

浪越さんは現場監督に絶大な信頼があります。ご自身が現場監督の経験を持っているためか、勘所(かんどころ)を押さえるのに長(た)けていて、工程管理、技術、仕上がり、どれをとっても最高の評価を受けています。オフィスビルからホテル、お寺に至るまで、どんな物件でも、美しい仕上がりでお施主さんを“うっとり”させています。

松田博樹さん写真
松田 博樹さん
(大阪市)
インテリアマツダ

プロのクロス職人としてのプライド

私は公務員を経てこの仕事(クロス張り)につき、岩谷テクノの前身の会社よりお世話になり、いつのまにか28年余りが経ちました。
今ではホームセンターへ行けばクロス張りの材料、道具を売っていて、施工ビデオを見て家庭の一般の人々も簡単に張れるよう思われています。しかし、それで済めば我々のようなクロス職人と称する者は必要ありません。
やはりプロである以上、普通の人が張るのとは際立った違いがあることを認めてもらわねばなりません。先ずはめくれない、継ぎ目が目立たない。隙がない、歪んで張らない、下地を出さない。これは最低条件です。
その他、クロスを張る前後の他業者の仕事も知っておかなければなりません。後でクロスに影響が出た時に対処できなくなります。クロスに使われる材料の特性を知っておくことも必要です。クロスはさまざまな材質があり、すべてが同じように張れるものではありません。
とはいえ、クロスは「いかに見た目がきれいか」で決まります。職人個々のセンスが問われ、プロとしての力量がそのまま出てしまう仕事といえます。誰でもすぐにできるように思われがちですが、実は奥が深い仕事です。
私は日々完璧な仕事を求め、毎日が修業だと思っています。

岩谷テクノの担当者から一言

松田さんほど、仕事の時とプライベートとの差が激しい人は見た事がありません。仕事は一切の妥協を許さず自分にも周りにも厳しく、突貫であろうと、どんな現場でもきっちり納めて来ているのでゼネコンからの信頼も厚く、私たちも安心して任せる事が出来きます。が、一旦仕事から離れると、この人があの高度な技能を持った松田さん?と思うぐらいふわふわした不思議な人です。

外薗直行さん写真
外薗 直行さん
(大阪府豊中市)
インテリア外薗

完璧な美しい床を目指して

兄のもとで、長年床張りをしてきましたが、去年から経営を任され、経営の大変さを実感しています。床張りは長年やっていますが、始めた頃は、Pタイルとリノリューム二種類しかなかった床材でしたが、現在では次から次へと新しい床材が生まれ、また、難しいデザイン張りや凝った張り方が多く、その都度どうしたら美しい床になるか、どう施工したら綺麗に仕上がるか、毎日が研究です。完璧な美しい床を目指して、メンバー7人で、岩谷テクノの技術員と誇りを持ち、頑張っていこうと思います。また、最近不景気でリストラ・解雇と世間では暗い話だけですが、岩谷テクノの皆さんと一緒に、前向きに、不景気を吹き飛ばし、頑張りましょう。

岩谷テクノの担当者から一言

外薗さんと知り合ってから30年になりますが、コメントにもあるように、現在でも良い仕上がりを目指し、新しい材料や施工し難い材料に対しても、臆するどころかむしろ楽しむような人です。今までに大変な苦労もしてきていますが、そういった面は一切人前では出さず、常に笑顔で周りを笑わせる話ばかりして、雰囲気を和ませてくれます。ゼネコンからは『外薗が床を施工したなら検査は必要ない』とまで言わせるくらい、絶大な信頼を得ています。のちにそう言われるような弟子をどんどん育てて欲しいと思っています。

山地秀和さん写真
山地 秀和さん
(大阪府豊中市)
インテリア山地

『内コーク』にショック

私が岩谷テクノでお世話になるキッカケは、前の会社から応援で岩谷の現場に入った時に、そこの職長さんと仲良くなり、連絡を取り合ったりして1年ほどして決めました。
入って驚いたのは『内コーク』という施工方法です。カルチャーショックを受けました。自分でやってみるとこれがまた難しい。今でもまだ自分の物にはなっていないと思います。
世間では上からコークが主流ですが、『内コーク』は長い目で見て、入隅のねじれや取り合いのスキにはとても良い方法なので、安定して仕上がるように日々努力したいと思います。

岩谷テクノの担当者から一言

クロス屋さんの中では、若手の部類に入る山地さんですが、実はもうすでに中年の域に達しています。腕の方は一級品で、各現場の所長からのリピーターも多い職人さんです。
これからもお互いに協力して、いい会社にしていきましょう。

井上準三さん写真
井上 準三さん
(大阪府門真市)
J創美

お客様に喜んでもらえる仕事を

私が岩谷テクノで仕事をやり始めた頃、三宮の熊内台にあるマンションを担当しました。 20代だった私は、必死にクロスを張った事を覚えています。それから30年が過ぎ、偶然にも同じマンション、それも私が担当した部屋の張り替えに行くことになりました。
30年という時が経ち、どのような状態になっているのか緊張しながら行くと、入居者の方の管理も良かったと思いますが、剥がれたり浮いたりすることもなくキレイな状態で保たれていて大変驚いた事を覚えています。自分の仕事に対する気持ちや姿勢が間違っていないのだと思えた瞬間でした。
クロス職人の仕事は、毎日同じ事の繰り返しのように思われますが、その場その場で色々な問題が出てきます。綺麗に仕上げる事はもちろんですが、早く仕上げることも大切です。問題を解決させるには、頭を使い、工夫をしなければなりません。難しい仕事ですが、自分がクロスを張った部屋を使われたり、住まわれたりするお客様の喜ぶ顔を想像すると、「充実した、やりがいのある仕事だな」と思います。だから、クロス職人の仕事を始めて43年間、一度も苦になった事はありません。
また、有り難いことに職人仲間にも恵まれ、共に助け合いながら仕事もプライベートも楽しい毎日を送っております。これからも、ますます腕を上げられる様、精一杯頑張っていきたいと思います。

岩谷テクノの担当者から一言

井上さんは、クロス職人の中でもベテランの域に達していますが、自分達が施工した現場をよく覚えており、施工面に関しても向上心を持って、仕上がりにも手を抜かず綺麗な仕上がりを追及する職人の一人です。